2015年03月31日

春うらら、お寺でヨガ

これは気持ちいい!

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春日和。

桜が満開の庭園の緑にかこまれた客殿でヨガインストラクター・岡村まりこさんによるレッスンの一コマ。

外では小鳥がさえずり、時折お遍路さんが撞く鐘の音も。

竹林寺は清らかなエネルギーが充ち満ちていて、ふだんのレッスンより気持ちよさが格段に違いリラックスできるとのこと。

お寺でヨガ、いかがですか。

posted by 竹林寺 at 14:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

春風にのせて

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ここ数日で、竹林寺の桜は満開となりました。
一雨ごとに春めいてくる日々の中、
徐々に膨らむ蕾を見るにつけ今か今かと思っておりましたが、
ついに花開きました。

さて。
今年の初めより、竹林寺では小さなブラックボードを境内に設置しています。
役僧(お寺で働く住職でないお坊さんのこと)がそれぞれ思い思いの文句を、例えば
お釈迦様の言葉であったり、お大師さまの言葉などを月毎に掲げておりますが、
変わり者の私は、詩を書くことが多くあります。



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     さくら
                           茨木のり子
ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい霞(かすみ)立つせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
捉えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と

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いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。
いい詩はまた、生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。

私は、この詩を読むときには「あと何回さくらを見ることができるのだろう」といった、
悲観めいた感情を持つことはありません。
「死こそ常態 生はいとしき蜃気楼と」という結びの句を見れば、
自分が生まれる前に流れた時間の長さと、
自分が死んだあとに流れる時間の長さの両方を思うに至り、
悠久の時の流れの中の「自分の生の時間」のちっぽけさ、
お釈迦様が説いた諸行無常という言葉の意味などが心に浮かびます。
それでもなお最後、死と生の対比の中で、生に「いとしい」という表現を付すところに、
作者が感じた生の尊さ、ありがたさを見ることができるような気がするのです。


この数日間は桜を愛でようと、多くの方が参拝に訪れています。
あまり多くの時間、桜は咲いていてくれませんが、
竹林寺となりの牧野植物園さんでもイベントが催されているようです。
どうぞこの春の期間に五台山へお参り下さい。

(山田健真)
posted by 竹林寺 at 12:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月21日

正御影供をお勤めしました

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3月21日は新暦のお大師さまのご命日に当たり、
お寺では懇ろに法要を修します。
これを正御影供(しょうみえく)といい、とても大切な日のことです。

お寺にいる僧侶のみでしたが、竹林寺でも
きちんとお勤めし、お大師さまの遺徳を偲びました。

大師堂前の山桜がぽつぽつと咲き初めました。
春はもうすぐそこまで来ています。
posted by 竹林寺 at 10:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする