2015年05月30日

花祭り2015

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竹林寺の花まつりは旧暦でお勤めしますので、
旧暦の4月8日に当たる5月25日に、本堂にて盛大にお勤めいたしました。
晴天に恵まれたこの日は月曜日という平日にも関わらず、
大勢の方の参拝がありました。
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本堂前のテントでは、絵本を使って絵説きをしたり、
花御堂にお祀りされた誕生仏さまに甘茶を注いだり、
また、甘茶をお接待で出しては、その独特な甘味を体験したり。

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花に囲まれたこの小さなお堂は、お釈迦様生誕の地のルンビニーを模すものですが、
初夏の日差しの中、それと知らずに来られた参拝者、
お遍路さんのお参りを受け、一層盛られたお供えのお花も微笑み返しておりました。
posted by 竹林寺 at 17:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月27日

チベットフェスティバルでのお手伝い

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去る5/19〜24にかけて、竹林寺の役僧3人は、
高知県大豊にある定福寺さんへ、チベットフェスティバルのお手伝いに行かせていただきました。



この催事は、豊永郷の文化とチベット文化の交流を目的として開催されました。
今回、亡命タシルンポ寺から高知へ来て頂いたお坊さんは11名にも上ります。
会では、チベット声明の披露や、チャム(守り本尊の踊り)があったり、また、


高知の豊永郷に伝わる神楽の披露などがあり、
お参りの方々も真剣に、また興味深く見学されていました。


出店の様子です。期間中は雨に降られることもなく、
アイスクリームを食べている方をよく見かけました。



午後は瞑想の時間があったり、または法話の時間があるなどして、
ふかくチベット仏教に触れることができました。




会期中を通じて本堂の中では砂曼荼羅の作成が進められており、
参加者は自由に出入りができて、かつ写真撮影も自由にできます。
小さなストローのような道具で色砂をすくい、柄の部分をカリカリとこすることによって
少しずつ砂を上から落としていって、絵を完成させる大変な作業です。
その真剣な様子、緊張した空気に直に触れ、
お参りの方も貴重な体験に満足されていたのではないかと思います。


最終日には、この完成させた砂曼荼羅にて灌頂を行い、
それが完了して後は、破檀といって、砂曼荼羅を壊します。


「ああ〜もったいない」 「キャー」 という悲鳴(?)が上がるなか、
砂曼荼羅は、色の混じり合った砂山へと変わりました。
しかし、これで良いのです。全ては移ろいゆくものですからね。

この砂は参加者にお守りとして配られた後、大豊の川へと流れてゆきました。

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期間を通して、私達は裏方でお手伝いをしておりましたが、
チベットの僧侶の方々と交流ができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
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人身受け難し、今既に受く
仏法聞き難し、今既に聞く

人間として生まれることができ、
かつ仏教に触れることができ、さらにまた今回は、
国も言葉も年令も違えども、同じくお釈迦様を祖とする仏教を信奉する人とふれあうことの出来た「縁」に、深く感謝を申し上げる次第です。

posted by 竹林寺 at 15:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

高野山と紀伊の寺院を巡る旅 そのA

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明けて8日は高野山の壇上伽藍から始まります。
再建された中門はとても美しくありました。
また、以前は根本大塔内に安置されていた持国天さまと多聞天さま、
新しく造顕された広目天さまと増長天さまは、仏法守護者として
立派で勇ましく、高野山の門に相応しいお姿をされておりました。

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つづいて壇上伽藍をご案内いたしました。
せっかくお寺の人間とお参りをしているわけですから、今回は通常の団体旅行とは少しちがって、
自分が修行中に日々お参りをしていた順序のとおり、皆様にもお参りしていただきました。
横道に逸れて、儀式のときのみ使う水を汲む井戸(閼伽井といいます)であったり、
山内の儀式(堅精論議といいます)が行なわれる山王院を説明したり。
修行を無事に終えた後にお参りした際に打ち付けるお札の話をしたり。

御開帳中で賑わう金堂や大塔とは少し離れて、ゆっくりとしたお参りになりました。

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もちろん、通常のとおりに三鈷の松の話や、

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本山のお話も随所でさせていただきました。
ゴールデンウィークが明けてからのお参りだったので渋滞に巻き込まれることはありませんでしたが、
やはりそこは高野山、山内は溢れんばかりの人出であり、
賑やかなお参りとなりました。

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高野山霊宝館と、奥の院の御廟をお参りをして、今回の旅も終わりです。
(奥の院はこの御廟の橋(みみょうのはし、と読むと私は教わったものですが)以降は
 撮影禁止となるため、写真はありません。)

高知から和歌山まで一泊二日となると、なかなか日程が厳しく、
移動だけで片道六時間以上かかります。
そんな中でも、バス内で色々な説明をしたり、レクリエーションをしたり、
さいごは奥の院のお大師さまがおられる御廟の前でお勤めができたこと、
参加の皆様と楽しく旅行ができたことが一番の思い出です。

   薫風に ゆれる高野の 桜かな 宿坊のやど にぎわいの夜
   若葉みて お大師さまに いだかれて あなたと私 並んで歩く 
                                   (ともに詠み人知らず)

また近々、別の参拝旅行ができればいいなぁ、と検討中であります。
posted by 竹林寺 at 14:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする